先に全部並べておきますね。値段は2026年8月時点のものです。細かく読まなくても、これだけ種類があるんだなと分かれば十分だと思います。
目次
- うちで使っている電池と、そのしまい方
- それぞれの満足度
- 使い分けてよかった点 / 面倒な点
- ① 東芝 アルカリ乾電池 単3形 20本 ─ 何も考えずに使う用(1本44円)
- ② パナソニック エボルタ 単3形 28本 ─ 失敗できないところ用(1本101円)
- ③ Amazonベーシック 単2形 12本 ─ 子どものおもちゃ用(1本99円)
- ④ 東芝 CR2032 コイン形リチウム電池 5個 ─ 鍵まわり用(1個176円)
- ⑤ パナソニック アルカリボタン電池 LR41 ─ 体温計用(1個226円)
- ⑥ 火災警報器の交換電池 CR-2/3AZ ─ 「ピッ」と鳴ったら交換(1個663円)
- ⑦⑧ CR2 リチウム電池 ─ 昔のフィルムカメラ用。2メーカー使ってみました
- ⑨ 充電池は4種類 ─ 「容量」と「くり返し回数」は逆になります
- ⑩ パナソニック 充電器 BQ-CC83 ─ これが一番の当たりでした(1,600円〜)
- ⑪ サンワサプライ 電池ケース ─ 増えた電池をどうしまうか(933円)
- これだけは知っておいてください ─ 電池の置き方で火事になります
- 結局、どう分けているか
- 補足:同じ電池の「単4形」も持っています
- 次に読むなら
- こんな人に役立つと思います
うちで使っている電池と、そのしまい方
それぞれの満足度
使い分けてよかった点 / 面倒な点
✅ よかった点
高い電池を使う場所を絞ったので、電池代の総額はむしろ下がりました。これがいちばんよかったです。しかも玄関の電気錠と車のキーは電池切れの心配がなくなりました。体温計や火災警報器の電池も家に置いてあるので、切れても慌てません。
まとめ買いにしてからは買い足す回数も減りました。充電器がダメな電池を教えてくれるので、使えない電池をため込むこともなくなりました。
△ 面倒な点
まず置き場所に困りました。何種類にも分かれるので、どれがどこ用か分からなくなります。これは⑪の電池ケースで解決しました。安い電池と高い電池が混ざると見た目では区別しにくいので、ケースに用途を書いて見分けています。
あとは特殊な電池(LR41・火災警報器用)が近所の店に売っていないことや、コイン電池の誤飲対策パッケージを開けるのにハサミが要ることも面倒でした。それと充電池は見た目が同じでも中身(容量)が違っていて、買うときにはなかなか気づけません。
① 東芝 アルカリ乾電池 単3形 20本 ─ 何も考えずに使う用(1本44円)
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うちではこれをいちばん使っています。20本で878円なので、1本あたり44円ですね。掛け時計や仕事に持っていく道具や子どものおもちゃのように、電池が切れたらその場で入れ替えればいいところは全部これで済ませています。リモコンは単4形なので、そちらには単4のアルカリ電池を入れています。これまでに2回買いましたが、とくに不満は出ていません。
選んでいる理由は「東芝だから」です。100円ショップの電池より少し高いですが、知っているメーカーというだけで安心感があります。使用推奨期限も5年(JIS準拠)と書かれていますからね。とりあえず1種類だけ決めておきたい人は、まず普段使いの電池をこれにしておけば十分だと思います。
② パナソニック エボルタ 単3形 28本 ─ 失敗できないところ用(1本101円)
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値段は①の2.3倍もしますが、それでも2回買いました。使う場所をはっきり絞っているからです。おもに玄関ドアの電気錠に入れています。
リモコンの電池が切れても、その場で入れ替えれば終わりですね。ただ出かけているあいだに玄関の電気錠が切れてしまうと、そもそも家に入れません。なのでここだけは値段の差を気にしないことにしています。
エボルタを選んでいる理由は2つあります。ひとつは使用推奨期限が10年と長いことで、買い置きしておいてもいざ使うときに弱っていません。もうひとつは液もれ防止製法で、電池が機器の中で漏れて基板をダメにする事故を減らすための作りです。
電気錠のように「機器そのものが高い」ところでは、電池代より機器を守るほうが大事だと思っています。高い電池を1種類だけ足すなら、玄関のぶんだけで十分でしょう。
③ Amazonベーシック 単2形 12本 ─ 子どものおもちゃ用(1本99円)
うちでは単2形はほぼ子どものおもちゃ専用になりました。大きい音の出るおもちゃや電池をたくさん食うタイプのものに入れています。
12本で1,183円なので、1本あたり99円です。単3の東芝(44円)と比べると、倍以上しますね。ただ単2形はそもそも売っている種類が少なく、単品で買うと1本300円くらいします。なのでまとめ買いのほうが結果的に安く済みます。
それにおもちゃは電池がなくなると子どもがすぐ言ってくるので、値段よりも切らさないことのほうが大事でした。かといって高い電池を入れる必要までは感じていません。小さい子がいる家なら、単2形はこれだけ用意しておけばいいと思います。
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④ 東芝 CR2032 コイン形リチウム電池 5個 ─ 鍵まわり用(1個176円)
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これはうちでいちばん買っている電池で、3回リピートしています。使い道は車のスマートキーと玄関の電気錠のキーの2つです。
鍵の電池は、車の中や出先でいきなり切れますからね。1個176円、5個入りで880円です。この値段で「鍵が開かない」を防げるなら、安いものだと思っています。中身が減ってきたら買い足すのを繰り返して3回目になりました。
それにCR2032は使う機器が本当に多い規格です。鍵のほかにも体重計やキッチンタイマーやパソコンの中の時計、最近だと忘れ物防止タグにも入っています。なので5個入りを1袋置いておけば、たいてい間に合いますね。
⑤ パナソニック アルカリボタン電池 LR41 ─ 体温計用(1個226円)
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体温計は、電池を替えればまた使えました。ずっと使い捨てだと思っていたので、これは意外でしたね。知らない人も多いのではないでしょうか。交換にはこの LR41 を使いました。
ただ、LR41 という規格は近所のコンビニやドラッグストアではまず見つかりません。熱があるときに探し回るのは無理なので、2個入りを買って家に置いてあります。使う機会は少なくても、必要になるときは決まって困っているときです。体温計が家にある人は、これだけは先に買っておいてください。
⑥ 火災警報器の交換電池 CR-2/3AZ ─ 「ピッ」と鳴ったら交換(1個663円)
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うちは火災警報器の電池を、純正品ではなく互換品にしています。3個セットで1,990円です。純正品だと1個で同じくらいの値段がしますからね。パナソニックの「けむり当番」「ねつ当番」に対応した電池です。天井の警報器が「ピッ、ピッ」と鳴り出したらこれに交換してきました。
交換自体はコネクターを差し替えるだけなので5分もかかりませんでしたし、うちでは問題なく動いています。なので鳴りっぱなしの警報器をどうにかしたいだけという人は、これで足りると思います。
⑦⑧ CR2 リチウム電池 ─ 昔のフィルムカメラ用。2メーカー使ってみました
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先に結果だけ書くと、2つのメーカーで違いは出ませんでした。昔のフィルムカメラに入れる CR2 という規格の電池を、東芝とAmazonベーシックの両方で買っています。
実際にどちらも普通に使えました。Amazonベーシックのほうが1個あたり60円ほど安いですが、使っていて「安いほうが早く切れた」と感じたことはありません。可もなく不可もない電池でした。
ただ電池は消耗品なので、期待どおりに動けばそれで十分だと思います。カメラの中に長いあいだ入れっぱなしにするものですから、知っているメーカーで揃えたいなら東芝を、数がほしいならAmazonベーシックを選ぶくらいでいいでしょう。
⑨ 充電池は4種類 ─ 「容量」と「くり返し回数」は逆になります
ここまでは全部使い捨ての電池でしたが、充電池も使っています。この10年で4種類を買っていて、数字を並べてみたら自分でも気づかないうちにうまく使い分けていました。
容量が大きいほうが、くり返せる回数は少なくなっていました
上の表をよく見てください。「容量(mAh)」と「くり返し回数」がきれいに逆になっています。
エネループ スタンダードは 1900mAh とふつうですが、約2100回くり返せます。
エネループ プロは 2500mAh と大きい代わりに、約500回しかくり返せません。
つまり「1回をどれだけ長く使えるか」と「何回くり返せるか」は、両立していませんでした。なので値段が高いほうがえらいわけではありません。充電池の箱のどこを見ればいいか分からない人は、この2つの数字だけ見比べてみてください。
安いほうと高いほうで、違いが分かりませんでした
Amazonベーシックの充電池とエネループの白(スタンダード)を両方使っていますが、体感の差は分かりませんでした。
値段は3.2倍も違います。それでもおもちゃに入れて使っているぶんには、「こっちのほうが持つな」と感じたことはありません。
数字を見ても、容量はむしろAmazonベーシックのほうが少しだけ大きい(2000mAh 対 1900mAh)くらいです。そのかわり「くり返し使える回数」はエネループが2倍以上あって、こちらで差がついています。ただこの差は10年単位で使ってやっと出てくるものなので、私のような普通の使い方では気づきようがありませんでした。
10年以上使い倒すつもりならエネループ、とりあえず試すならAmazonベーシックで十分だと思います。
少なくとも3倍の値段を出さないとまともに使えないということはありません。
だから、こう分けています
🛒 エネループ スタンダード 単3形 8本を見る 🛒 エネループ プロ 単3形 4本を見る 🛒 Amazonベーシック 充電池 単3形 8本を見る※ Amazonの商品ページへ / 価格は変わることがあります
充電池を使うところには、エネループのスタンダードを使っています。懐中電灯でもおもちゃでも、だいたいこれで足ります。
くり返し2100回もつので、毎週充電しても使い切るまで40年かかる計算ですね。実際にはそこまでいく前に電池が寿命を迎えます。要するに安心して使えるので選んでいます。
カメラのフラッシュだけは値段が高くてもエネループ プロにしていて、これまでに合計4パック買いました。フラッシュは電気を一気にたくさん使う機器なので、容量が小さいと次に光るまでの待ち時間が長くなってしまいます。その待ち時間でシャッターチャンスを逃すくらいならと思って、ここは容量の大きいものを使っています。
いちばん最初に買ったダンボー柄は使っていて「なんだかすぐなくなる」と感じていましたが、今回あらためて数字を見て理由が分かりました。容量も回数も4種類のなかで中途半端でしたからね。もっとも見た目のかわいさで選んだので、当然といえば当然でした。
毎日くり返し使うところなら、回数が多いもの(エネループ スタンダードなど)が向いていますね。
フラッシュのように一気に電気を使うところなら、容量が大きいもの(エネループ プロなど)を選ぶといいでしょう。
① ふつうの乾電池は1.5Vですが、充電池は1.2Vと電圧が低くなっています。機器によっては「電池が減った」と勘違いして早めに警告を出すこともあるので、玄関の電気錠や火災警報器のような大事なところには充電池を使っていません。
② 専用の充電器が要ります。ほかの電池用の充電器は使えません。
⑩ パナソニック 充電器 BQ-CC83 ─ これが一番の当たりでした(1,600円〜)
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この記事に出てくるもののなかでは、この充電器がいちばんの当たりでした。値段でも速さでもなく、「もうダメになった電池」を教えてくれるところが気に入っています。うちではパナソニックの BQ-CC83 という機種を使っていて、単3・単4を合わせて4本まで同時に充電できます。
買う前は、使えない電池を引き出しにためこんでいました。充電池は何年も使っているとだんだん充電できなくなりますが、見た目では全く分かりません。なので機器に入れてすぐ動かなくなってから、はじめて「あ、この電池もうダメか」と気づくことが何度もありました。
その点この充電器は電池を差した瞬間に1本ずつ電圧を測って、ランプで状態を教えてくれます。弱っている電池にはまず弱い電流を流して復活させようとして、それでもダメならランプで「これは寿命です」と知らせる仕組みになっています。おかげで使えない電池をいつまでも引き出しに入れておくことがなくなりました。充電池を使うなら充電器はどのみち要るものなので、この機能が付いているかどうかだけ見ておくといいと思います。
① 充電池の種類に合った充電器を使ってください。この充電器はニッケル水素電池専用なので、リチウム電池などには使えません。
② この機種はAmazonでの取り扱いが不安定で、値段も1,600円〜2,100円と幅があります。同じパナソニックなら、急速タイプの BQ-CC73 のほうがAmazonでは手に入りやすいです。どちらにもダメな電池を知らせる機能は付いていますからね。
⑪ サンワサプライ 電池ケース ─ 増えた電池をどうしまうか(933円)
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ここまで読んで「置き場所がバラバラになりそう」と思った方、まさにそのとおりです。電池を使い分けると、今度は「どれがどこ用か分からない」問題が出てきます。
そこでこの電池ケースを使うことにしました。単3を10本、または単4を10本+単3を4本まとめて入れられます。1本ずつ仕切りに収まるので、電池同士が触れません(なぜ大事かは、このあとの「置き方で火事になります」で書きます)。
そのうえフタが透明で、開けなくても残りが見えます。これがいちばんありがたいですね。電池の端を押すと起き上がる作りになっていて、取り出すときに爪を立てなくて済みます。
これも2回買っていて、最初は9年前でした。PP(ポリプロピレン)というやわらかい樹脂なので、落としても割れたことはありません。電池を何種類も買うことにしたなら、入れ物は先に決めておいたほうが楽だと思います。
まず今は後継モデル(DG-BT6C)が出ていて、そちらのほうが安くて容量も大きいです。今から買うなら新しいほうでいいでしょう。
もうひとつ、持ち歩きには向きません。中で電池が少し動くので、カバンに入れて毎日持ち歩くような使い方なら仕切りがしっかりした別のタイプを選んだほうがよさそうです。家で保管する分には気になりません。
これだけは知っておいてください ─ 電池の置き方で火事になります
ここまで「まとめ買いが得です」と書いてきましたが、置き方をまちがえると火事になります。
ポリ袋に入れて保管していた複数のコイン形リチウム電池が発火し、ホームセンターがほぼ全焼しました。電池同士が重なって、プラス極とマイナス極が触れてショートしたためです。
なぜ起きるかというと、電池のプラス極とマイナス極が金属でつながると大きな電流が一気に流れるからです。これがいわゆるショートですね。ショートすると電池が熱くなって液もれや破裂、発火につながります。
こんな置き方は危ないです。
コイン形リチウム電池にはとくに気をつけてください。この記事で紹介したCR2032のような電池は表も裏もほぼ全面が金属なので、2枚重なるだけでショートしてしまいます。
① 買ったときの包装から出さずに、使う分だけ切り離す
② 電池ケースに入れる(1本ずつ収まるので、電池同士が触れない)
③ 使い終わった電池は両端にセロテープを貼ってから捨てる(ゴミ収集車の火災を防ぐためでもある)
③は手間に見えますが、ゴミ収集車やリサイクル工場では捨てられた電池が原因の火災が毎年起きていますからね。セロテープ1枚で防げるので、うちでは必ずやっています。この記事で1つだけ覚えておくなら、ここだと思います。
結局、どう分けているか
考え方は単純で、「電池が切れたときにその場で何とかできるかどうか」で分けています。
リモコンや時計は切れても不便なだけなので、安いアルカリで十分ですね。玄関の電気錠と車のキーは切れたら中に入れないので、ここは値段を見ません。体温計や火災警報器はそもそも切れてから買いに行けないので、替えの電池を家に置いています。
その結果、電池代の総額は全部を高い電池にしていたときより下がりました。高い電池を使う場所を数か所に絞ったからです。なので真似するところを1つ選ぶなら、玄関と車の鍵だけ高いほうにすればいいと思います。
補足:同じ電池の「単4形」も持っています
ここまでは単3形の話でしたが、注文履歴を見直したら同じ銘柄の単4形も買っていました。写真を撮ったのであわせて載せておきます。
こんな人に役立つと思います
総合まとめ
電池は全部同じに見えますが、切れたときの困り方は場所によって全然違います。なので普段使いは1本44円の東芝にして、玄関の電気錠のような失敗できないところだけ1本101円のエボルタにしています。
車と玄関の鍵にはCR2032を切らさないようにして、体温計と火災警報器の電池は切れてから買いに行けないので先に家に置いておくことにしました。この分け方にしてから、電池で困ることはなくなりました。
くり返し使うところには充電池を、大事なところには使い捨ての新品を入れています。増えた電池は透明のケースにまとめて用途を書いておけば、混ざらずに済みます。
結局、高い電池を全部に使う必要はありません。どこが「切れたら本当に困るところ」なのかを一度考えてみると、買うものが決まると思います。