防湿庫は必要?カビが伝染るので、うちは買いました
【ドライボックス5個から、100Lに替えました】

QUICK VERDICT / 結論
防湿庫はカビを治す道具ではありません。うつるのを止める道具です。
★★★★☆
4.5 / 5
カメラのレンズを守るために、最初は2,000円くらいのプラスチックの箱を使っていました。中に防カビ剤を入れておくだけの簡単なものなので、私はこれで足りると思っていました。
ところがその箱は、4年5か月で5個になりました。箱が増えればそのぶん中に入れるものも増えるので、防カビ剤のほうも6回買っています。
そこで2024年12月に、100Lの防湿庫を30,420円で買いました。買ってから新しくカビたものはありません。ただ、もともと少しカビている古いフィルムカメラのレンズだけはいまも中に入れていません。入れるとほかのレンズにうつってしまうからです。

いま思うことは2つあります。まず、もっと早く買えばよかったですね。それから、レンズを買い増している最中はまだ買わないほうがいいと思います。増えている途中で選ぶと、容量を見誤ってしまいますからね。私がまさにそうでした。
目次
  1. 買ったものと、払った金額
  2. よかった点 / 困った点
  3. 最初は、2,000円の箱で足りると思っていました
    1. 2か月後、2個目を買っていました
    2. 気がついたら、箱は5個になっていました
    3. ちなみに、防カビ剤と乾燥剤は別のものです
    4. 本当の理由は、カビが伝染るからでした
    5. 2024年12月、100Lの防湿庫を買いました
    6. 100Lでも足りませんでした
    7. 鍵はかかりますが、かけていません
    8. 古い箱は、捨てていません
    9. 次に読むなら
  4. こんな人に役立つと思います

📋
買ったものと、払った金額

まずは金額から出しておきます。そこがいちばん気になるところだと思います。2026年8月にAmazonの注文履歴を確かめて、残っているものを買った順に並べました。

いくらかかったのかだけ知りたい方は、この表と下の足し算を見てみてください。

2020年7月10日
ハクバ ドライボックスNEO 9.5L(1個目) ¥1,818
2020年7月10日
HAKUBA 防カビ剤フレンズ 2袋分パック(1回目) ¥1,111
2020年9月18日
ドライボックスNEO 9.5L(2個目) ¥1,818
2020年12月27日
HAKUBA ドライソフトボックス M ¥2,555
2020年12月27日
HAKUBA 乾燥剤 キングドライ 15×2 ¥132
2021年7月1日
防カビ剤フレンズ(2回目) ¥990
2022年5月29日
防カビ剤フレンズ(3回目) ¥990
2022年11月20日
防カビ剤フレンズ(4回目) ¥1,165
2023年3月23日
ドライボックスNEO 9.5L(3個目) ¥1,982
2023年10月13日
防カビ剤フレンズ(5回目) ¥1,770
2024年6月22日
ドライボックスNEO 9.5L(4個目) ¥2,182
2024年8月12日
防カビ剤フレンズ(6回目・最後) ¥1,670
2024年12月2日
HOKUTO 防湿庫 HP-102EX 100L(全自動) ¥30,420
2024年12月2日
HOKUTO 防湿庫用 レンズホルダー Lサイズ ¥1,980

足し算をすると、こうなります。

箱(5個)
¥10,355
防カビ剤・乾燥剤(7回)
¥7,828
箱まわりの合計(2020年7月〜2024年8月)
¥18,183
防湿庫+レンズホルダー
¥32,400
💡 箱のほうが安いはずでした。ところが4年ぶんを足すと18,183円になっていて、防湿庫の3万円とそれほど差がありません。

✅
よかった点 / 困った点

✅ よかった点

買ってから新しくカビたものが無いことがいちばんよかったです。そのおかげで防カビ剤も買わなくてよくなり、2024年8月12日に買ったのが最後になりました。いまはコンセントに挿しておくだけです。交換時期を覚えておく必要もなく、音もしません。

そのうえ箱がいくつも部屋に散らばることもなくなりました。鍵はうちではかけていませんが、ちゃんと付いています。

△ 困った点

大きさには困っていて、100Lでも入りきりません。なので買い替えるなら、もうワンサイズ上か扉が2つあるタイプにしたいと思っています。それと、箱と違って置き場所を先に決めないといけないのでそこも考えておいてください。

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最初は、2,000円の箱で足りると思っていました

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※ Amazonの商品ページへ / 価格は変わることがあります

最初は2,000円の箱に防カビ剤を入れておけば、それで済むと思っていました。

2020年7月にハクバのドライボックスNEO 9.5Lを1,818円で買いました。スモークがかったただのプラスチックの箱です。

そして同じ日に防カビ剤も買っています。HAKUBAのフレンズという2袋分のパックで、1,111円でした。箱に入れておくと、カビを防ぐ成分がゆっくり出てくる仕組みです。

この箱は悪い買い物ではありません。安いですし、箱そのものに不満はありませんでした。なのでレンズが数本で止まる方は、ここだけ読めば十分だと思います。この先は、止まらなかった私の話です。

床に置いたハクバのドライボックスNEO 9.5L。スモークの半透明で、側面に DRY BOX NEO 9.5L と印刷されている
最初に買ったハクバのドライボックスNEO 9.5Lです。ふたが留め具で閉まるだけの、プラスチックの箱です。

📝
2か月後、2個目を買っていました

箱は1個では終わりませんでした。

理由は単純で、入らなくなったからです。箱がいっぱいになったら「もう1個買う」のがいちばん安く済みますし、2,000円もかからないので深く考えずに買えてしまいます。

そうして2020年9月18日に同じ箱をもう1個買いました。値段も前と同じ1,818円です。最初の箱を買ってから、2か月後のことでした。

さらに12月には持ち運び用にドライソフトボックスM(2,555円)も足していて、このときは乾燥剤のキングドライ(132円)も一緒に買っています。

いま履歴を並べてみると最初から容量が足りていなかっただけの話ですが、当時はまったくそう思っていませんでした。なので2個目を買おうか迷っている方は、私が2か月で買い足していたことだけ覚えておいてもらえればと思います。

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気がついたら、箱は5個になっていました

箱が増えると中に入れるものもそのぶん増えていきます。置き場所よりそちらのほうが大変でした。

2023年3月に3個目(1,982円)、2024年6月に4個目(2,182円)と、どれも同じ箱を買い足しました。これでソフトボックスと合わせて5個になりました。

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防カビ剤のほうは6回買っています。2020年7月・2021年7月・2022年5月・2022年11月・2023年10月・2024年8月という具合で、2回目からは6か月ごとの定期おトク便にしました。自分では交換の時期を覚えていられませんでしたからね。

1回ぶんは990円〜1,770円なので、大した金額ではありません。ただ4年ぶんを足すと7,696円になっていて、思っていたよりかかっていました。

お金よりも、どの箱の中身がいつ切れるのかを自分で覚えておかないといけないのが面倒でした。箱が5個もあると買った時期もバラバラで、ここがいちばん困りました。いま箱を2個目、3個目と足しているところなら、お金より先にこの手間のことを考えておいてください。

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ちなみに、防カビ剤と乾燥剤は別のものです

同じような袋に見えますが、じつは別物です。

乾燥剤(キングドライなど)
湿気を吸う
防カビ剤(フレンズなど)
カビを防ぐ成分を出す

うちでは防カビ剤のほうを繰り返し買っていて、乾燥剤は2020年12月に1回買ったきりでした。

ハクバの公式サイトによるとキングドライは約30Lのスペースに1袋で、交換の目安は6〜12か月です。袋がふくらんで振ってもカサカサ音がしなくなったら替えどきです。4個入りで、メーカーのWEB販売価格は320円(税込)でした。

30Lに1袋という目安なので、9.5Lの箱なら1袋で足りますね。ただし箱が5個あれば、5個ぶんを別々に見ていかないといけません。袋を買い足すときに迷ったことがある方は、この2つが別物だということだけ押さえておいてください。

⚠️ うちの箱で実際に何袋使っていたかの記録はないので、上の計算はメーカーの目安をもとにしています。
📖 キングドライの数字は、ハクバ写真産業の公式サイト(商品ページ)で確かめました。価格はこの記事を書いた時点のものです。

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本当の理由は、カビが伝染るからでした

ここがいちばん伝えたいところです。防湿庫はすでに生えたカビを治す道具ではありません。まだ何ともないものをそのまま保つための道具です。だから私はカビているものを一緒に入れないようにしています。

実際、防湿庫を買ってから新しくカビたものはありません。買う前にカビたものもありませんでした。

ただ、前から少しカビている古いフィルムカメラのレンズがあります。

そのレンズはいまも防湿庫の中に入れていません。入れるとほかのレンズにうつってしまいますからね。少しカビているものが手元にある方は、ここだけは覚えておいてください。

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2024年12月、100Lの防湿庫を買いました

🛒 HOKUTO 防湿庫 HP-102EX 100L をAmazonで見る 🛒 HOKUTO 防湿庫用 レンズホルダー Lサイズ を見る

※ Amazonの商品ページへ / 価格は変わることがあります

防湿庫にしてから防カビ剤を買わなくなりました。これがいちばん大きな変化です。というのも、5個の箱を別々に見張る仕事がまるごと無くなったからです。

HOKUTO 防湿庫 HP-102EX(容量100L・全自動)を30,420円で買いました。同じ日にレンズホルダーLサイズ(1,980円)も買っています。4個目の箱を買った2024年6月22日から数えると、163日後のことでした。

防カビ剤は2024年8月12日に届いたのが最後です。6か月ごとの定期便でしたから、次は2025年2月に届くはずでした。ところがそれが来ていません。

そのかわりいまはコンセントに挿しておくだけで、交換も買い足しも切らす心配もいりません。箱ごとにバラバラだった交換時期も覚えておかなくてよくなりました。

それから音はしません。書斎に置いていますが、動いている音が気になったことはないので安心していいと思います。

部屋の隅に置いた黒いHOKUTOの防湿庫。扉はガラスで、上部のパネルに湿度と温度の数字が表示されている
いま使っている100Lの防湿庫です。上のパネルに庫内の湿度と温度が出ます。コンセントに挿してあるだけですね。

📝
100Lでも足りませんでした

100Lを買っても入りきっていません。

というのも持っているものが1種類ではないからです。一眼レフ・ミラーレス・フィルムカメラと、それぞれのレンズや保護フィルターまであって、メーカーもニコン・ソニー・富士フイルムと分かれています。なので書斎に置いたこの1台に全部を収めるには、100Lでは足りませんでした。

これから容量を決める方は、いま持っている数ではなくこの先増える数で考えてみてください。

扉を開けた防湿庫の中。上の棚にカメラ本体が2台、その下の棚にレンズが並び、さらに下の棚には保護フィルターのケースが積まれている
扉を開けたところです。上からカメラ本体、レンズ、保護フィルターの順に入れていて、いちばん下がフィルムカメラです。
💡 次に買うなら、もうワンサイズ上か扉が2つあるタイプにします。

📝
鍵はかかりますが、かけていません

HP-102EXには鍵がかかりますが、うちではかけていません。

書斎に置いているので、その必要がありません。とはいえかけようと思えばかけられるのは悪くないですね。鍵を使う場面が特に無いなら、付いているかどうかは決め手にしなくていいと思います。

防湿庫の扉に付いた銀色の鍵穴のアップ。ガラス越しに保護フィルターのケースが見えている
扉に付いている鍵穴です。うちではかけていません。

📝
古い箱は、捨てていません

5個買った小さい箱はまだ手元にあります。

いまはカビているフィルムカメラのレンズをとりあえず入れておく箱になりました。

つまり防湿庫のほうにはカビていないものだけを入れて、カビているものは古い箱に分けています。

⚠️ その古い箱には最後に買った防カビ剤の余りを入れていて、まだ使い切っていません。

そんなわけで、防湿庫に買い替えても前の箱は無駄になりませんでした。入れるものが変わっただけです。これから買い替える方は、古い箱を捨てる前に少し考えてみてください。

🎯
こんな人に役立つと思います

👍
カメラ用の箱が2個以上になってきた
👍
防カビ剤や乾燥剤をそろそろ買い足す時期だと思っている
👍
交換時期を覚えていられない
👍
すでに少しカビているものが手元にある(分けて保管する必要があります)
👍
メーカー違いのカメラを何台か持っている
👎
レンズが2〜3本で、これ以上増える予定がない
👎
いまレンズを買い増している最中の人(増えている途中だと容量を見誤ります。落ち着いてから選ぶか、思っているより大きいものにしてください)
👎
置き場所を作れない(100Lは家具ひとつぶんの場所を取ります)

総合まとめ

小さい箱は安くて、1個2,000円もしません。だから足りなくなるともう1個買って済ませてしまいます。実際、私は最初の箱を買って2か月後にはもう2個目を買っていました。それを4年5か月続けたら箱が5個に増え、防カビ剤も6回買って合計18,183円になりました。

お金も思っていたよりかかりましたが、それよりどの箱の中身がいつ切れるのかを自分で覚えておかないといけないのが負担でした。100Lの防湿庫にしたら、その手間が全部なくなりました。買ってから新しくカビたものもありませんし、音もしません。

ただし防湿庫はカビを治す道具ではありません。うちには前から少しカビている古いフィルムレンズがあります。ほかのレンズにうつってしまうので、今も防湿庫には入れていません。なので防湿庫そのものより、分けておくことのほうが大事だと思います。その「分けておく箱」には前に使っていた小さい箱をそのまま使っていて、最後に買った防カビ剤の余りも一緒に入れています。

それから容量ですが、迷ったらひとつ上にしてください。私は9.5Lの箱から100Lに飛びましたが、それでも足りませんでした。防湿庫を買う人はたいていこれからもレンズが増えていく人だと思いますからね。

もっと早く買えばよかったですね。ただ、レンズを買い増している最中はまだ待ったほうがいいとも思います。増えている途中で選ぶと、私のように足りなくなってしまうからです。

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