防湿庫を買った本当の理由は、カビが伝染るからでした
【小さい箱を5個やめて、100Lにしました】

※ 本記事にはAmazonの商品ページへのリンクが含まれます。現在はAmazonアソシエイト・プログラムに申請前のため、紹介料は発生していません。すべて自費で購入し、実際に家で使っているものです。提供品はありません。
QUICK VERDICT / 結論
防湿庫は、カビを治す道具ではありません。うつるのを止める道具です。
カメラのレンズを守るために、最初は2,000円くらいのプラスチックの箱を使っていました。中に防カビ剤を入れておくだけの、簡単なものです。
その箱が、4年5か月で5個になりました。箱が増えれば、中に入れるものも増えます。防カビ剤は6回買っています。
2024年12月に、100Lの防湿庫を買いました。30,420円でした。買ってから新しくカビたものはありません。ただ、 もともと少しカビている古いフィルムカメラのレンズだけは、いまも中に入れていません。うつるからです。
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買ったものと、払った金額

Amazonの注文履歴に残っているものを、買った順に並べます。全部自分で買ったものです。(記事執筆時点=2026年8月に確認)

2020年7月10日
ハクバ ドライボックスNEO 9.5L(1個目) ¥1,818
2020年7月10日
HAKUBA 防カビ剤フレンズ 2袋分パック(1回目) ¥1,111
2020年9月18日
ドライボックスNEO 9.5L(2個目¥1,818
2020年12月27日
HAKUBA ドライソフトボックス M ¥2,555
2020年12月27日
HAKUBA 乾燥剤 キングドライ 15×2 ¥132
2021年7月1日
防カビ剤フレンズ(2回目) ¥990
2022年5月29日
防カビ剤フレンズ(3回目) ¥990
2022年11月20日
防カビ剤フレンズ(4回目) ¥1,165
2023年3月23日
ドライボックスNEO 9.5L(3個目) ¥1,982
2023年10月13日
防カビ剤フレンズ(5回目) ¥1,770
2024年6月22日
ドライボックスNEO 9.5L(4個目) ¥2,182
2024年8月12日
防カビ剤フレンズ(6回目・最後) ¥1,670
2024年12月2日
HOKUTO 防湿庫 HP-102EX 100L(全自動) ¥30,420
2024年12月2日
HOKUTO 防湿庫用 レンズホルダー Lサイズ ¥1,980

足し算をすると、こうなります。

箱(5個)
¥10,355
防カビ剤・乾燥剤(7回)
¥7,828
箱まわりの合計(2020年7月〜2024年8月)
¥18,183
防湿庫+レンズホルダー
¥32,400
💡 箱のほうが安いはずでした。でも4年ぶんを足すと18,183円です。防湿庫の3万円と、そこまで離れていません。
よかった点 / 困った点

✅ よかった点

  • 買ってから新しくカビたものが無い
  • 防カビ剤を買わなくてよくなった。最後に買ったのは2024年8月12日で、それきりです
  • 交換時期を覚えておく必要がなくなった。コンセントに挿しておくだけ
  • 音がしません
  • 箱がいくつも部屋に散らばっている状態が終わった
  • 鍵がかかる(うちではかけていませんが、機能としてあります)

△ 困った点

  • 100Lでも入りきりません
  • 買い替えるなら、もうワンサイズ上か、扉が2つあるタイプにしたい
  • 箱と違って、置く場所を先に決めないといけない
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4年5か月のあいだに何があったか

最初は、2,000円の箱で足りると思っていました

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※ Amazonの商品ページへ / 価格は変わることがあります

2020年7月に、ハクバのドライボックスNEO 9.5Lを買いました。1,818円です。スモークの、ただのプラスチックの箱でした。

同じ日に、防カビ剤も買っています。HAKUBAのフレンズという、2袋分のパックで1,111円。箱に入れておくと、カビを防ぐ成分がゆっくり出るというものです。

これで足りると思っていました。

先に書いておきますが、この箱は悪い買い物ではありません。レンズが数本で止まるなら、いまでもこれを勧めます。安いですし、これで困ることはありません。

2か月後、2個目を買っていました

2020年9月18日。同じ箱をもう1個、同じ1,818円で買っています。

最初の箱を買ってから、2か月です。

理由は単純で、入らなくなったからです。箱がいっぱいになったとき、いちばん安い解決は「もう1個買う」でした。2,000円かからないので、深く考えずに買えてしまいます。

12月には、持ち運び用にドライソフトボックスM(2,555円)も足しました。このとき、乾燥剤のキングドライ(132円)も一緒に買っています。

いま履歴を並べてみると、最初から容量が足りていなかったというだけの話でした。当時はそう思っていませんでした。

気がついたら、箱は5個になっていました

2023年3月に3個目(1,982円)、2024年6月に4個目(2,182円)。同じ箱です。ソフトボックスと合わせて5個になりました。

困るのは、箱が増えると中身も増えることでした。

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防カビ剤は6回買っています。2020年7月、2021年7月、2022年5月、2022年11月、2023年10月、2024年8月。 2回目からは6か月ごとの定期おトク便にしました。自分では交換の時期を覚えていられなかったからです。

金額は990円〜1,770円。1回ぶんは大したことがありません。でも4年ぶんを足すと7,696円でした。 思っていたよりかかっている、というのが正直なところです。

そしてもうひとつ。どの箱の中身がいつ切れるのか、自分で覚えていないといけません。箱が5個あれば、買った時期もバラバラです。ここがいちばん面倒でした。

ちなみに、防カビ剤と乾燥剤は別のものです

同じような袋に見えますが、役割が違います。

乾燥剤(キングドライなど)
湿気を吸う
防カビ剤(フレンズなど)
カビを防ぐ成分を出す

うちで繰り返し買っていたのは防カビ剤のほうでした。乾燥剤は2020年12月に1回だけです。

ハクバの公式サイトによると、キングドライは約30Lのスペースに1袋、交換の目安は6〜12か月とのこと。 袋がふくらんで、振ってもカサカサ音がしなくなったら交換のサインだそうです。4個入りで、メーカーのWEB販売価格は320円(税込)。

9.5Lの箱なら、30Lに1袋という目安からすれば1袋で足ります。ただし箱が5個あれば、その5個ぶんを別々に見ていくことになります。

⚠️ うちの箱で実際に何袋使っていたかの記録はありません。上の計算はメーカーの目安からの試算です。
📖 キングドライの数字は、ハクバ写真産業の公式サイト商品ページ)に載っているものです。価格は記事執筆時点のものです。

本当の理由は、カビが伝染るからでした

ここが、この記事でいちばん書いておきたいところです。

防湿庫を買ってから、新しくカビたものはありません。買う前にカビた物もありませんでした。

ただ、前から少しカビている、古いフィルムカメラのレンズがあります。

それは、いまも防湿庫の中に入れていません。入れると、ほかのレンズにうつるからです。

防湿庫は、すでに生えたカビを治す道具ではありません。まだ何ともないものを、そのまま保つための道具です。だから、カビているものは一緒に入れない。

2024年12月、100Lの防湿庫を買いました

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※ Amazonの商品ページへ / 価格は変わることがあります

HOKUTO 防湿庫 HP-102EX(容量100L・全自動)30,420円。同じ日にレンズホルダーLサイズ(1,980円)も買っています。

4個目の箱を買った2024年6月22日から、163日後でした。

買ってからいちばん変わったのは、防カビ剤を買わなくなったことです。最後に届いたのは2024年8月12日。 6か月ごとの定期便だったので、次は2025年2月のはずでした。それが来ていません。

コンセントに挿しておくだけで、交換も、買い足しも、切らす心配もなくなりました。箱ごとにバラバラだった交換時期の管理が、まるごと消えました。

音はしません。書斎に置いていますが、動いている音が気になったことはありません。

正直に書きます。100Lでも足りませんでした

置き場所は書斎です。

そして、入りきっていません。

一眼レフ、ミラーレス、フィルムカメラ。それぞれのレンズと、保護フィルター。メーカーもニコン、ソニー、富士フイルムと分かれています。 全部を1台に収めるには、100Lでは足りませんでした。

💡 次に買うなら、もうワンサイズ上か、扉が2つあるタイプにします。

鍵はかかりますが、かけていません

HP-102EXは鍵がかかります。ただ、うちではかけていません。

書斎に置いているので、その必要がないというだけです。かけられる、という選択肢があるのは悪くないと思っています。

古い箱は、捨てていません

最後にひとつ。5個買った小さい箱は、まだ手元にあります。

いま何に使っているかというと、カビているフィルムカメラのレンズを、とりあえず入れておく箱です。

防湿庫のほうには、カビていないものだけを入れる。カビているものは、古い箱に分けておく。それだけです。

⚠️ 正直に書いておくと、その古い箱には、最後に買ったときに余った防カビ剤を入れています。 防カビ剤を買わなくなったのは本当ですが、使うのをやめたわけではありません。残っているぶんを、まだ使い切っていないところです。

防湿庫に買い替えても、前の箱は無駄になりませんでした。入れるものが変わっただけです。これから買い替える人は、古い箱を捨てる前に少し考えてみてください。

🎯
こんな人に役立つと思います
👍
カメラの箱が2個以上になってきた
👍
防カビ剤や乾燥剤を、そろそろ買い足す時期だと思っている
👍
交換時期を覚えていられない
👍
すでに少しカビているものが手元にある(分けて保管する必要があります)
👍
メーカー違いのカメラを何台か持っている
👎
レンズが2〜3本で、これ以上増える予定がない
👎
置き場所を作れない(100Lは家具ひとつぶんの場所を取ります)

総合まとめ

小さい箱は安いです。1個2,000円もしません。だから、足りなくなったらもう1個買う、で済んでしまいます。

私は最初の箱を買って2か月後には、もう2個目を買っていました。それを4年5か月続けて、箱が5個、防カビ剤を6回。 合計18,183円です。思っていたよりかかっていました。それより負担だったのは、 どの箱の中身がいつ切れるのかを、自分で覚えていないといけないことでした。

100Lの防湿庫にして、それが全部なくなりました。買ってから新しくカビたものもありません。音もしません。

ただし、防湿庫はカビを治す道具ではありません。うちには前から少しカビている古いフィルムレンズがあって、 それは今も防湿庫に入れていません。うつるからです。分けておくことのほうが、防湿庫そのものより大事かもしれません。 その「分けておく箱」には、前に使っていた小さい箱をそのまま使っています。中身は、最後に買った防カビ剤の余りです。

そして最後にひとつ。容量は、迷ったらひとつ上にしてください。私は9.5Lの箱から100Lに飛びましたが、それでも足りませんでした。 防湿庫を買う人は、たいてい、これからも増える人です。