説明書を12ページ全部読んでみると、先に知っておきたかったことがいくつかありました。順に書きますね。
まず缶は本体に入れてから開けます。開けてから入れると中身が飛び散るからです。私は最初、開けてから差し込もうとして途中で気づきました。
それから食洗機と食器乾燥機は使えません。熱で部品が変形して漏れるようになると書かれています。パッキンだけは使えて、140℃まで大丈夫です。
同じ理由で本体に塩素系の漂白剤を使うことも、煮沸することもできません。酸素系の漂白剤なら大丈夫ですよ。
持ち歩きにも向きません。密閉構造ではないので、横にしたりカバンに入れて運んだりはできません。家か車の中で使うものだと思っておくのがよさそうです。
中身にも決まりがあります。みそ汁やスープのような塩分の多いものと温めたスポーツ飲料は、さびるので入れられません。最後に飲み口は1年を目安に点検して、ザラつきや傷みがあれば交換するように書かれていました。交換用の部品は「ROD-002飲み口(パッキン付き)」という名前です。
使ってみて気になったところもあります。奥さんは少し重いと言って、あまり使っていません。それからビールの缶を入れるのが少しきついです。きついおかげで缶が抜けてこないのはいいのですが、先に口を開けてから入れようとするとこぼれそうです。ここは説明書のとおり、入れてから開けたほうがいいと思います。
保温・保冷が何時間もつのかという数字は、説明書には載っていませんでした。そのかわりパッケージにグラフが印刷されていました。350ml缶用(ROD-0021)のグラフを読むと、下の表のようになります。
グラフから読み取った数字なので、目盛りの読み方で多少は前後するでしょう。測った条件も書かれていました。室温30℃で350ml缶に4℃の冷水を満量入れたときの実測値で、この結果を保証するものではないとあります。
それでも1時間後に差がいちばんはっきり出ています。缶だけだと17℃あたりまで上がってしまうところが、ホルダーに入れると5℃あたりのままでした。1本を1時間かけて飲むことはまずないので、「最後までおいしく飲めた」と感じたのもたぶんこの差のおかげでしょう。
ホルダーに入れて飲んだビールは350ml缶と500ml缶の両方だったので、500ml用のグラフも撮っておきました。500ml用(ROD-0051)のパッケージには500ml缶で測ったグラフが載っています。読み取ると1時間後が缶だけで約19℃・ホルダーで約6℃、2時間後が約24℃と約10℃でした。
350ml用と数字が少し違って見えますが、缶の大きさのせいというより私の目盛りの読み方のせいだと思います。線の形はほとんど同じでした。どちらのサイズでも1時間後に10℃以上のひらきが出ています。