サーモスの保冷缶ホルダー(2way)を、350ml用と500ml用あわせて3つ買いました
【缶ごと入れるだけで、最後までぬるくなりませんでした】

QUICK VERDICT / 結論
飲んでみて、冷たさの違いをはっきり感じました。ここまで効き目が分かりやすい道具は久しぶりです。
サーモスの保冷缶ホルダーを350ml缶用2個と500ml缶用1個の3個まとめて、7,130円で買いました。缶をそのまま差し込んで使うタイプで、グラスに注ぎ替える必要はありません。9月3日に届いてから3週間ほど使った感想です。

ビールを入れて飲んでみたところ、時間が経っても冷蔵庫から出したときの冷たさのままでした。いつもは途中からぬるくなって残りを急いで飲んでいたのに、今回はそれがありません。あとで気づいたのですが、パッケージにも保冷力のグラフが印刷されていました。それによると缶だけだと1時間後に約17℃まで上がるところが、ホルダーに入れると約5℃のままになっています。たぶんこの差を感じていたのでしょう。

点数は5.0にしました。効いているかどうかを考える場面が1回もありませんでしたからね。
サーモスの保冷缶ホルダー3本。左が500ml缶用の黒、右2本が350ml缶用のカーキ。透明な飲み口が付いている
買った3本です。左が500ml缶用(ミッドナイトブルー)、右2本が350ml缶用(カーキ)です。上に付いている透明なものが飲み口で、これがフタの役目をしています。
目次
  1. 白い袋にそのまま入って届きました
  2. これが買った時の明細です
  3. ビールを入れてみました
  4. いちばん効いたのは、手間が減ったことでした
  5. 缶ホルダーですが、飲み物を直接入れてもいいです
  6. 買う前に知っておきたかったこと
  7. 商品ごとの点数
  8. 総合まとめ
  9. 次に読むなら

📦
白い袋にそのまま入って届きました

まず届いたときの話です。梱包は白い袋だけで、一瞬「え?」となりました。

箱には入っていませんでした。中身は真空断熱の金属製なので、へこんでいないか心配になって袋から出してすぐ横っ腹を見ました。

さいわい傷もへこみもありませんでした。ただせめて箱には入っていてほしかったです。そこそこの値段がするものですし、贈り物にするならこの状態では人に渡せませんからね。

ちなみに同じ日に届いたもう1つの荷物は、ちゃんと箱に入っていました。2つの荷物でここまで違うものかと思いました。とはいえこれは売り手側の問題で、商品そのものとは関係ありません。

白い緩衝材の袋に入ったまま机に並べられた保冷缶ホルダー3個。箱は無い
届いたときの状態です。3つとも、この白い袋に入っているだけでした。袋には型番のラベルが貼ってあります。

手に取ってみると、普通のサーモスのコップより少し薄めだなと思いました。そのかわり飲み口が細めで、ここが私には嬉しいところです。厚みのある飲み口だと口に当たる感じが強いので、このくらいが好きですね。

💴
これが買った時の明細です

金額はAmazonの注文履歴から拾った実額です。

注文日買ったもの数届いた日
2026/09/01500ml缶用 2wayタイプ(ROD-0051 MDB)1個2026/09/03
2026/09/01350ml缶用 2wayタイプ(ROD-0021 KKI)2個2026/09/03
3個まとめて¥7,130

メーカーの公式ページによると350ml缶用の大きさは幅7.5×奥行7.5×高さ13.0cm、重さは約0.2kgです。手に持つと缶がひとまわり太くなったくらいの感じでした。

ひとつだけ買うときに気をつけてほしいところがあります。350ml缶用と500ml缶用はそれぞれ専用で、入れ替えて使えません。見た目が似ているので、私も並べてみるまでは同じものだと思っていました。

🍺
ビールを入れてみました

ここがいちばん知りたかったところです。ビールを入れてゆっくり飲んでみました。

時間が経っても冷たさは冷蔵庫から出したときと変わりませんでした。いつもなら途中からぬるくなってきて残りを急いで飲むのに、それがありません。おかげで最後までおいしく飲めました。

サーモスの保冷缶ホルダー350ml用に、缶ビールをそのまま差し込んだところ
350ml缶用に、缶をそのまま差し込んだところです。缶の上のほうだけが顔を出します。グラスに注がないので、飲み終わったら缶を捨てるだけです。

そして「気のせいかな」と迷う場面が1回もありませんでした。冷たさが保てているかどうかは、飲めば口で分かります。なので効いているかどうかを考えずに済みました。いろいろな道具がありますが、これは効き目がいちばん分かりやすい部類でしょう。

3週間たっても、毎日のように使っています

届いてから3週間ほどたちましたが、いまもしっかり使っています。350ml用と500ml用も、どちらかに偏らずまんべんなく使っています。

前は、ビールを何で飲むかはいろいろでした。缶のまま飲むこともあれば、錫のいいコップに入れたり、気分でガラスのコップにしたりしていました。

1本を飲み終えるまでの時間は、ご飯によって違います。焼肉だと早いですし、しゃべりながらだと遅くなります。それでも最後まで冷えています。冷えているぶん、いつもより飲む量が進んでしまうのは困りものですね。

それとホルダーの外に水滴は付きませんでした。中も、なぜか付かないのか消えてしまうのか、水滴は見当たりません。テーブルが濡れないのも地味にうれしいところです。

🧽
いちばん効いたのは、手間が減ったことでした

冷たさのほかにも、思っていた以上にありがたかったことがあります。缶ごと入るので、グラスに注ぎ替える手間もそのグラスを洗う手間もありません。

保冷のコップやタンブラーだと、缶を開けてコップに注いで、飲み終わったらコップを洗うことになりますよね。その手間がまるごと無くなりました。缶を差し込んで飲んで、空になったら捨てるだけです。ホルダー自体はときどき洗えば済みました。

洗い物が1つ増えるかどうかは、その場では小さな差に見えると思います。でもこれが毎晩となると話は別です。面倒だから使わないという理由がひとつ消えました。買う前は冷たさのことしか考えていなかったので、これは思わぬ拾いものでした。

🥤
缶ホルダーですが、飲み物を直接入れてもいいです

使いながらこれに直接飲み物を入れてもいいのだろうかと気になりました。飲み口が付いているので、コップとして使えそうに見えますからね。

そこでメーカーの公式ページを見て、取扱説明書も12ページ全部読みました。答えは「入れてよい」でした。「2wayタイプ」という名前のとおり飲み口を付ければタンブラーになり、そのときは保温にも保冷にも使えます。缶を入れて使うときだけは保冷専用になります。

手順も決まっていました。飲み口を外して口元より約2cm下まで入れ、本体を立てたまま飲み口をはめるように書かれていました。効きをよくするコツとして、少量の熱湯(または冷水)を入れて1分ほど温めておく(冷やしておく)ことも載っていました。これは覚えておいて損はないと思います。

ひとつ呼び方の分かりにくいところがありました。この製品に「フタ」という部品はありません。部品は本体・飲み口・パッキンの3つで、飲み口がフタの役目をしています。説明書を読むまでは私も「蓋付きだし」と思っていました。

⚠️
買う前に知っておきたかったこと

説明書を12ページ全部読んでみると、先に知っておきたかったことがいくつかありました。順に書きますね。

まず缶は本体に入れてから開けます。開けてから入れると中身が飛び散るからです。私は最初、開けてから差し込もうとして途中で気づきました。

それから食洗機と食器乾燥機は使えません。熱で部品が変形して漏れるようになると書かれています。パッキンだけは使えて、140℃まで大丈夫です。

同じ理由で本体に塩素系の漂白剤を使うことも、煮沸することもできません。酸素系の漂白剤なら大丈夫ですよ。

持ち歩きにも向きません。密閉構造ではないので、横にしたりカバンに入れて運んだりはできません。家か車の中で使うものだと思っておくのがよさそうです。

中身にも決まりがあります。みそ汁やスープのような塩分の多いものと温めたスポーツ飲料は、さびるので入れられません。最後に飲み口は1年を目安に点検して、ザラつきや傷みがあれば交換するように書かれていました。交換用の部品は「ROD-002飲み口(パッキン付き)」という名前です。

使ってみて気になったところもあります。奥さんは少し重いと言って、あまり使っていません。それからビールの缶を入れるのが少しきついです。きついおかげで缶が抜けてこないのはいいのですが、先に口を開けてから入れようとするとこぼれそうです。ここは説明書のとおり、入れてから開けたほうがいいと思います。

パッケージに印刷された保冷力比較のグラフ。缶のみとROD-0021使用の2本の線で温度の上がり方を比べている
350ml用(ROD-0021)のパッケージに印刷されていた保冷力のグラフです。上の細い線が「缶のみ」、下の太い線が「ROD-0021を使ったとき」です。

保温・保冷が何時間もつのかという数字は、説明書には載っていませんでした。そのかわりパッケージにグラフが印刷されていました。350ml缶用(ROD-0021)のグラフを読むと、下の表のようになります。

経った時間缶だけのときホルダーに入れたとき
はじめ約4℃約4℃
1時間後約17℃約5℃
2時間後約25℃約10℃

グラフから読み取った数字なので、目盛りの読み方で多少は前後するでしょう。測った条件も書かれていました。室温30℃で350ml缶に4℃の冷水を満量入れたときの実測値で、この結果を保証するものではないとあります。

それでも1時間後に差がいちばんはっきり出ています。缶だけだと17℃あたりまで上がってしまうところが、ホルダーに入れると5℃あたりのままでした。1本を1時間かけて飲むことはまずないので、「最後までおいしく飲めた」と感じたのもたぶんこの差のおかげでしょう。

500ml缶用ROD-0051のパッケージに印刷された保冷力比較のグラフ。缶のみとROD-0051使用の2本の線
500ml用(ROD-0051)のほうのグラフです。テストは500ml缶で、線の形は350ml用とほとんど同じでした。

ホルダーに入れて飲んだビールは350ml缶と500ml缶の両方だったので、500ml用のグラフも撮っておきました。500ml用(ROD-0051)のパッケージには500ml缶で測ったグラフが載っています。読み取ると1時間後が缶だけで約19℃・ホルダーで約6℃、2時間後が約24℃と約10℃でした。

350ml用と数字が少し違って見えますが、缶の大きさのせいというより私の目盛りの読み方のせいだと思います。線の形はほとんど同じでした。どちらのサイズでも1時間後に10℃以上のひらきが出ています。

⭐
商品ごとの点数

点数は5.0にしました。理由は1つで、効いているかどうかが迷わずに分かったことです。

道具の中には効いているのかどうかが分かりにくいものもあります。買ったはいいけれど、いつの間にか棚の奥にしまったきりになるタイプですね。これはその逆で、1回使えば口で分かります。しかも冷たさが保てるだけでなく、グラスに注ぎ替える手間とそのグラスを洗う手間まで一緒に無くなりました。

📝
総合まとめ

3個買って分かったことをまとめます。

まず効果が分かりやすい道具は、手に取る回数が増えますね。実際に私は届いた次の日から使い始めて、3週間たったいまもしっかり使っています。効かない道具はだんだん棚の奥にしまわれていくものですが、これはその気配がありません。

そして手間が減ったことのほうが大きかったと思っています。冷たさが保てることは買う前から期待していましたが、注がなくていい・洗わなくていいところまでは使ってみるまで考えていませんでした。

ただ気をつけるところも2つあります。350ml用と500ml用は専用なので買うときに間違えないこと、それから密閉ではないので持ち歩けないことです。この2つさえ分かっていれば、あとは差し込むだけですね。

最後にひとつだけ書いておきます。私は田舎に住んでいて、実物を触ってから買えません。なので調べてから買って、合わなければ売るようにしています。

そうやって買ってきたものの中でも使った初日にはっきり違いが分かったものは、そう多くありません。これはその数少ないうちの1つでした。気になっている方は、一度使ってみてください。

🔗
次に読むなら